不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/8/27

東京23区のビル空室率、全地区で改善傾向/東京ビル協調査

 (一社)東京ビルヂング協会はこのほど、2013年7月期の「ビル経営動向調査」結果を発表した。同協会会員を対象に、四半期ごとに東京23区の賃料水準と空室率について景況感を調査、数値化したもの。調査対象会社数は268社、回答数は157社。

 東京23区の賃料水準(坪単価、共益費込み)は、上限が2万5,992円(前回調査比365円下落)、下限が1万5,393円(同77円上昇)。上限は3期ぶりの下落となったが、下限は3期連続で上昇した。都心5区では、新宿区が上限下限ともに上昇。中央区が上限下限とも下落した。

 東京23区の平均空室率は、6.6%(同0.5ポイント下降)と大きく改善。都心5区では、千代田区6.4%(同0.4ポイント下降)、中央区5.9%(同0.6ポイント下降)、港区8.1%(同0.6ポイント下降)、新宿区が8.0%(同0.7ポイント下降)、渋谷区が2.3%(同1.0ポイント下降)と渋谷区の大幅回復をはじめ、全エリアで改善した。

 賃料水準景況感指数は、3ヵ月前と比較して-2.5(同0.8ポイント下降)、3ヵ月後との比較では7.3(同0.9ポイント下降)とマイナスとなった。空室景況感は、3ヵ月前と比較し12.2(同4.0ポイント上昇)、3ヵ月後は16.0(同変動なし)となった。

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