経済産業省は、マンション全体でエネルギー管理、節電、ピークカット・ピークシフトを行なう、いわゆる「スマートマンション」のさらなる普及促進に向け、「スマートマンション評価制度」を開始した。
同省が行なっている「スマートマンション導入加速化推進事業」において、スマートマンションとして認定されたマンションに対する評価制度。各物件の取り組みの先進性を評価するとともに、ブランド化を図り、ユーザーの住まい選びの選択肢の一つとするのが狙い。
スマートマンションの設備、サービスを創蓄連携や家電制御などの5項目に分類。各項目について、導入・実施されているかどうかを評価する。これにより、消費者の理解と認知を高め、普及促進につなげていく。
なお、同事業によりMEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)機器導入に関する補助金申請を行なう場合、同事業の執行団体である(一社)環境共創イニシアチブ(SII)が、2014年3月までに交付決定が可能な申請について受け付ける。MEMSアグリゲータによるエネルギー管理支援サービスを受けることが条件。詳細は、同団体ホームページ参照。