不動産ニュース / その他

2013/9/2

東京・丸の内で総合防災訓練を実施/三菱地所

テナント社員の避難訓練の様子
テナント社員の避難訓練の様子
東京消防庁丸の内消防署による負傷者救出の訓練
東京消防庁丸の内消防署による負傷者救出の訓練
厨房からの出火を想定。消火のための放水も行なった
厨房からの出火を想定。消火のための放水も行なった

 三菱地所(株)は2日、東京・丸の内地区を中心とした総合防災訓練を実施した。
 
 同社の前身である三菱合資会社地所部が1923年の関東大震災時に旧丸ビル(同年竣工)を中心とした救護活動を行なったことを契機に開始したもので、今年で87回目となる。

 今回の総合防災訓練では東日本大震災クラスの地震を想定し、三菱地所グループ社員約1,150名のほか、テナント企業160社約600名も参加した。

 東京消防庁丸の内消防署と連携し、丸ビルならびに行幸通りで訓練を実施。飲食店の厨房から出火した想定で消化訓練および負傷者救出訓練を行なった。

 さらに東京消防庁のハイパーレスキューに配置されている日本で3台しかない特殊救急車「スーパアンビュランス」が参加したほか、昨年竣工した「大手町フィナンシャルシティ」に入居する、聖路加病院の分院「聖路加メディローカス」の看護師2名が参加して負傷者のトリアージを行なう等、実践的な訓練を実施した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。