不動産ニュース / 開発・分譲

2013/9/2

大阪都心部の制振タワーマンション、874戸が完売/オリックス不動産ほか

「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」外観イメージ
「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」外観イメージ

 オリックス不動産(株)、(株)大京、京阪電鉄不動産(株)、大和ハウス工業(株)、大阪ガス都市開発(株)は9月2日、建設中の制振タワーマンション「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」(大阪市西区、総戸数874戸)が販売初月から9ヵ月間で全販売戸数874戸が契約完売したと発表した。

 地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅および地下鉄中央線「本町」駅徒歩6分に立地。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地下1階地上53階建塔屋3階建て。大阪厚生年金会館跡地である「大阪ひびきの街」に昨年4月8日にリニューアルオープンしたオリックス劇場に隣接、複合開発しているもの。
 建物は、日本免震構造協会賞技術賞を受賞した「連結制振デュアル・フレーム・システム」を採用。また、約7日間の停電、断水に備えたライフラインの確保、防災備品の備蓄、約7日間稼動する非常用エレベーター2基による避難動線の確保、避難ポイントの設置など、防災機能を強化している。また、地震などの災害時における災害情報の共有や入居者の安否情報の管理などを目的とした独自の「防災コミュニティシステム(仮称)」を開発し、導入する予定。

 2012年11月から販売を開始。販売住戸は専有面積38.30~156.71平方メートル、間取り1DK~4LDK。販売価格1,990万~1億3,780万円(販売最多価格帯3,200万円台:49戸)。
 契約者の所在地は大阪市西区が25%、他大阪市内が23%。世帯構成は2人が41%、シングルが33%。年齢は30歳代が29%、40歳代が27%、50歳代が22%となった。ハード・ソフト両面における防災機能の強化や都心部におけるタワーマンションの希少性などが評価されたという。

 竣工および入居開始は15年3月を予定。

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