マンションにMEMSを導入し、電力需給調整サービスを提供する事業者(株)つなぐネットコミュニケーションズは3日、「マンション居住者への省エネ意識調査」結果を発表した。2013年6月25~27日にマンション居住者2,167世帯をインターネット調査した。
「東日本大震災以降、節電や省エネに対する意識は変わったか」との問いでは、「節電を意識するようになった」が37.0%でトップ。「節電は心がけていたがますます意識するようになった」(26.8%)も含め、6割以上が「変わった」と答えた。
「家庭で省エネに取り組むときに感じる課題は?」では、「効果が見えにくい」が49.8%がトップ。次いで「家庭内の努力には限界がある」(37.6%)、「オトクを感じられない」(34.3%)、「無理な節電は続かない」(29.0%)となった。
今回のアンケート結果を踏まえ、同社はマンションの省エネを特集したフリーマガジンを発行。効果を実感できるような家庭内の省エネメニューや、マンション全体で省エネ効果をあげている事例、マンションのエネルギー管理システム「MEMS」などを紹介している。