アパグループは5日、「アパホテル<歌舞伎町 東新宿>」(東京都新宿区)を起工した。
開発地は都営地下鉄大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿」駅より徒歩3分に立地。敷地面積407平方メートル、延床面積約2,400平方メートル、鉄骨造、地上12階建て。千代田区、港区、中央区の東京都心3区を中心に展開する中期5ヵ年計画の一つで、24番目のホテルの着工となる。
客室は、シングル164室、デラックスツイン1室の全165室。1階にレストランを設置。全客室に、アメリカのシーリー社と共同開発したオリジナルベッドを導入、節水シャワーを備えたオリジナルユニットバス、照明にLEDを採用するなど環境にも配慮した「新エコ仕様」とする。40型以上の大型テレビを標準装備し、無料Wi-Fiを完備する。
同日会見した同社代表の元谷 外志雄氏は、「資産インフレはさらに激しくなり、今後、用地取得は難しくなっていくだろう。これまでは土地の所有を前提に事業を展開してきたが、今後は、借地、フランチャイズ、提携なども視野に入れ、東京でトップを取る戦略を考えていきたい」などと述べた。