産業ファンド投資法人(IIF)は6日、GRESB(Global Real Estate Sustainability)の環境対応調査において、アジアの産業用不動産部門で最も優れた環境事業者として「Sector Leader」に認定されたと発表した。JREITで同認定を受けたのはIIFが初めて。
GRESBとは、環境・社会・ガバナンスへの配慮を不動産投資にも適用することで、株主価値を高めることを目的に創設された組織。サステナビリティに関して最も優れた取り組みを行なった不動産会社やファンドを「Sector Leader」と認定している。
IIFは、今回の調査でアジアの産業用不動産部門において「Sector Leader」(1位)として認定され、世界の産業用不動産部門においても2位となった。
運用方法の改善や設備導入を通して「省エネ化」に取り組んだ点や、テナントや地域住民等を含めたステークホルダーとの関係構築などが評価されたもの。