不動産ニュース

2013/9/17

横浜・鶴見のマンション、YSCP実証参加認定/住友不動産

「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」完成予想図
「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」完成予想図

 住友不動産(株)は13日、2014年1月に竣工予定の分譲マンション「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」(横浜市鶴見区、総戸数85戸)が、横浜市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)実証参加認定」制度に認定されたと発表した。同制度の認定物件第2号となる。

 「YSCP実証参加認定」制度とは、低炭素な都市の構築を目指し、官民一体で取り組むもの。YSCP実証に参加する予定のある集合住宅などを横浜市が認定する。

 「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」で実証実験参加を希望する入居者は、専用登録サイトから申請後、諸手続きを経て省エネ行動実験を開始し、YSCP推進協議会が運営する地域エネルギー管理システムに電力使用データの提供およびアンケート回答などを通じて情報を提供する。実験の参加者にはYSCP推進協議会を通じて協力金が支払われる。

 同物件はJR「鶴見」駅から徒歩5分、京急線「京急鶴見」駅から徒歩約10分に位置。敷地面積3,237.36平方メートル。鉄筋コンクリート造、地上7階建て。全戸にHEMSを導入し、消費電力を「見える化」。キッチン、バスなどの水回りや床暖房を高効率ガス給湯器の「エコジョーズ」を導入するほか、給湯量を自動調節できる「エコ運転機能」や使用した一日のガスやお湯の量、CO2排出量を表示する「エネルック機能」が搭載された給湯リモコンを採用するなど、充実した省エネ関連設備を揃える。

 専有面積は57.50~80.09平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。
 
 入居は14年3月下旬の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。