不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/9/30

13年第2四半期のリフォーム市場規模、前年同期比5.6%増の1兆8,310億円/矢野経済研究所調査

 (株)矢野経済研究所は25日、国内の住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査の結果を発表した。2013年4~6月(13年第2四半期)に実施したもので、同社専門研究員による市場規模算出および文献調査によるもの。
 なお、同調査における住宅リフォーム市場とは「10平方メートル超の増改築工事」「10平方メートル以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野を指す。

 調査によれば、13年第2四半期の市場規模は速報値で1兆8,310億円(前年同期比5.6%増)。08年以降、第2四半期としては最も高い市場規模となり、第1四半期の好調を維持している結果となった。

 13年上期(1~6月)は速報値で3兆905億円(同10.5%増)となり、上期のみで3兆円を超えたのは04年以来。年初からの株価上昇などによる資産効果が同市場にも好影響を与えたと同社は推測している。

 また、13年通期の市場規模は6.1兆~6.5兆円と予測。最近の新築住宅着工の状況が予想以上に好転していることから、市場への消費増税前の前倒し需要が顕在化すると見ている。
 ただし、近年、長期に渡り同市場の好調が継続したケースはほとんどないため、リフォームへのマインドが息切れした場合は、市場規模6.1兆円と予測している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。