不動産ニュース / その他

2013/10/4

LTV引き下げへ新規投資口発行/MTR

 森トラスト総合リート投資法人(MTR)は3日、新規投資口発行および投資口売り出しを実施すると発表した。

 直近約1年間で「渋谷フラッグ」(取得価格320億円)など3物件、取得価格合計額464億円の物件を借入金の活用により取得。その結果、資産総額のうち借入金額および投資法人債発行残高の占める割合であるLTVが基準値の50%を超過したことに加え、テナント撤去等で一時期的に稼働率が低下していた「三田MTビル」と「大阪丸紅ビル」でリーシングが進捗し、稼働率が回復。安定稼働に一定の目途が見えたことから、LTV基準値以下への引き下げと、さらなる資産規模の成長を目指して行なうもの。

 公募による新投資口発行数は2万口。第三者割当による新投資口発行数は2,000口。調達資金額は188億円(上限)。

 併せて2013年5月14日の13年3月期決算短信において公表した14年3月期(第24期)の運用状況予測について、修正。
 営業収益86億8,300万円(前回予想比0.0%)、営業利益50億9,000万円(同0.9%増)、経常利益42億8,400万円(同1.1%増)、当期純利益42億8,300万円(同1.1%増)、一口当たり分配金は1万7,700円(同200円増)とした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。