不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/10/7

仲介と新築戸建て柱に毎年2割の増収目指す/オープンハウス

「戸建て用地の仕入れは過去最高。実需をターゲットに展開していく」と話す荒井社長
「戸建て用地の仕入れは過去最高。実需をターゲットに展開していく」と話す荒井社長

 (株)オープンハウス代表取締役の荒井正昭氏は4日、専門紙記者と会見。9月20日の東京証券取引所一部上場を受けた、今後の事業戦略等を明らかにした。
 
 同社の2013年9月期業績予想は、仕入れの強化や内部管理体制の強化による組織の成熟、収益物件の売却などが寄与し、連結売上高959億9,500万円(前年同期比54.0%増)、営業利益100億1,300万円(同78.9%増)、経常利益90億100万円(同99.3%増)、当期純利益54億1,100万円(同114.4%増)と、過去最高の売上高を達成する見込み。
 
 次期以降については、東京23区を中心としたエリアで不動産仲介と戸建販売を柱に事業を展開し、現在の10店舗から年に1~2店舗ずつネットワークを拡充していくとした。また、個人投資家向けの5億円以下の収益不動産を扱うことで、流動化事業を活発化させていくとした。

 会見の席で荒井氏は、「上場したことによって信頼度が増し、顧客からの問い合わせが増えた。今後は毎年売上げを2割ほどアップさせ、安定的に成長していきたい。また、条件が合えば事業を補てんする形でのM&Aも検討してきたい」等と話した。

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