福岡リート投資法人(FRC)は11日、2013年8月期決算を発表した。
当期(13年3月1日~8月31日)の運用状況は、営業収益75億6,500万円(前期比5.1%増)、営業利益28億4,800万円(同8.6%増)、経常利益22億7,200万円(同13.3%増)、当期純利益22億7,100万円(同13.3%増)。1口当たり分配金は1万6,458円(同169円増)であった。
期中、「ディー・ウイングタワー」(取得価格28億円)、「ホテルフォルツァ大分」(同15億3,000万円)、「天神ノースフロントビル」(同28億円)の3物件を取得。既存物件についても、主要商業施設において引き続き競争力や集客力の強化に努め、保有物件の稼働率の維持向上に注力した。平均稼働率は98.8%を達成。期末現在のポートフォリオは、商業施設10物件、オフィスビル7物件およびその他6物件の合計23物件となった。
次期については、営業収益75億5,600万円、営業利益28億300万円、経常利益22億3,600万円、当期純利益22億3,500万円、1口当たり分配金1万6,200円を見込む。