不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/10/16

株式上場等で売上増も利益率低下で営業損失拡大/タマホーム14年5月期第1四半期決算

 タマホーム(株)は11日、2014年5月期第1四半期決算を発表した。

 当期(13年6月1日~8月31日)の連結売上高は294億600万円(前年同期比11.3%増)、営業損失18億1,600万円(前年同期:営業損失12億8,400万円)、経常損失18億3,400万円(同:経常損失12億9,600万円)、当期純損失12億6,300万円(同:当期純損失9億5,700万円)。

 主力の住宅事業は、第1四半期で5店舗を新規出店し販売網を整備。株式上場や創業15周年を記念したキャンペーンなど内外の施策により受注高が前年同期を大きく上回り、売上高271億4,400万円と増収となったが、前連結会計年度に実施した価格改定を起因とする利益率低下、新規出店に伴う販管費の増加で営業損失は18億4,200万円と拡大した。

 不動産事業は、大型分譲プロジェクト「タマスマートタウン茨城」(大阪府茨木市、全577区画)の販売が順調に推移したものの、「タマタウン市川」(千葉県市川市)が前期で完売となったことが影響。売上高11億4,600万円、営業利益5,300万円となった。

 通期については、連結売上高1,772億円、営業利益61億円、経常利益60億円、当期純利益27億円を見込む。

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