東急不動産(株)は、昨年オープンした大規模商業施設「東急プラザ表参道原宿」の緑化スペース「おもはらの森」が(公財)都市緑化機構が主催する「第12回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」で日本経済新聞社賞を受賞したと発表した。同コンクールは、屋上などの特殊な空間の緑化に積極的に取り組む民間企業などを表彰するもの。
「おもはらの森」は、地上30mほどの屋上にケヤキやクスノキといった高木を植え、その周囲に蝶や野鳥の好む実を付ける樹木を配した。ファッション性の高い地域の交差点という立地条件を活かし、森のような外観まで考慮した点や、生物多様性への配慮、台風対策を考えた樹木固定技術など総合力が評価された。