NTT都市開発(株)は、大成建設(株)、ヒューリック(株)、東京都市開発(株)と共同で事業を進めているオフィスビル開発「品川シーズンテラス」が、日本政策投資銀行からDBJ Green Building認証の最高ランクとなる「プラチナ」のプラン認証を受けたと発表した。
同認証は、ビル自体の環境性能に加えて周辺環境やコミュニティへの配慮、防災・防犯対策などリスクマネジメントなどを総合的に評価するもの。
品川シーズンテラスは、ガラス表面に水の膜をつくり気化熱によって冷却を行なう「ウォーターフローウインドウ」、下水熱を使用した空調熱源、高感度人感・昼光センサー、太陽光採光システムなどの最新の環境機器を備える点などが高く評価された。また、3.5haの緑地空間を整備して生態系を創出。給水型保水性塗装の壁や道路を設置して生物多様性やヒートアイランドにも配慮している。
品川シーズンテラスは、延床面積約20万平方メートルの大規模オフィスビル。2015年2月末に竣工予定。