（株）LIXILはこのほど、高耐震住宅「スーパーウォール（SW）工法住宅」向けに、繰り返しの地震への耐久性を高めた高断熱壁パネル「制震スーパーウォール」を発売した。
制震スーパーウォールは、ブチルゴム系の素材を住宅用に加工した粘弾性体「制震テープ」を、柱に固定する面に追加。建物の構造パネルに制震構造を付加することで、家全体で揺れを抑える。地震が発生した場合、制震テープが揺れを熱エネルギーに変換して吸収。制震テープのない構造と比べ、繰り返しの揺れや余震に強く、地震の揺れ幅も約2分の1になる。
SW工法住宅は、1995年に発売。これまでに、約4万棟の建築実績がある。
