不動産ニュース / イベント・セミナー

2013/10/22

不動産マーケットの回復基調、鮮明に/JLLフォーラム

「日本経済の回復基調は力強いものとなってきている。大型ホテルの売買も行なわれ、投資家の関心がホテルにまで及んできているのではないか」と述べるJLL日本代表取締役社長の河西利信氏
「日本経済の回復基調は力強いものとなってきている。大型ホテルの売買も行なわれ、投資家の関心がホテルにまで及んできているのではないか」と述べるJLL日本代表取締役社長の河西利信氏

 ジョーンズラングラサール(株)(JLL)は21日、ヒルトンホテル東京(東京都新宿区)で、「ホテル・不動産投資フォーラム2013」を開催した。

 ホテルや不動産投資市場の現状や将来予測などをテーマに、専門家の見解を共有するのが目的。冒頭挨拶したJLL日本代表取締役社長の河西利信氏は「この1年、不動産投資マーケットは回復基調にある。日銀の金融緩和やアベノミクスの追い風を受け、より鮮明に力強くなってきている。日本では、オフィス、商業、ロジスティック、住宅に加え投資家の関心がホテルにまで及んでいるのではないかと感じている」等と挨拶した。

 フォーラムでは、JLL日本リサーチ事業部長の赤城威志氏が「日本不動産市場の動向」について講演。賃貸市場と投資市場の今後の見通しなどについて「経済は拡大し、良好な資金調整が行なわれてきている。今後市場への物件供給は増加し、さらに拡大していくだろう」などと話した。

 また、JLL日本ホテルズ&ホスピタリティグループ エグゼクティブヴァイスプレジデントの寺田 八十一氏が「日本ホテルマーケットの動向」について講演。東京のホテルマーケットのパフォーマンスは、景気回復によるビジネスの需要増や消費力回復等により、大幅に回復し、08年の水準に達する見込みであると解説。今後についても「東京オリンピック開催決定により、当面国内外からのホテル資産への投資資金が増加するだろう」と予測した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。