不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/10/25

低価格・高品質な商品づくり推進。シナジー効果発揮し、受注増へ/ヤマダ・エスバイエル

 (株)ヤマダ・エスバイエルホームは24日、2014年2月期第2四半期決算の説明会を開催した。

 当期(13年3月1日~8月31日)は、連結売上高217億9,800万円(前年同期比24.7%増)、営業損失7億1,500万円(前年同期:営業損失9億4,700万円)、経常損失7億100万円(同:経常損失9億3,500万円)、当期純損失7億3,100万円(同:当期純損失9億8,100万円)。
 営業本部体制の統一化などが奏功し、前年同月比で増収および赤字幅圧縮となったが、原材料費の高騰、震災復興需要による東日本エリアの労務費の高騰、販管費の増加などの影響で想定数値に到達せず、最終赤字となった。

 今後、主力の住宅事業では、ヤマダ電機の住宅営業部門の統合による一本化、同店舗内の住まい専用ブース「トータルスマニティライフコーナー」での集客力強化、同店舗駐車場内への住宅展示出店などシナジー効果を発揮していくとした。
 また、中高級商品とハイコストパフォーマンス商品の2路線展開を継続し、「コストパフォーマンスに優れた住宅商品『eスマイル』のラインナップ充実により、当社の認知度をアップ。そこからアッパーミドル層の獲得にもつなげていきたい」(同社代表取締役社長の松田佳紀氏)とした。同氏は「さらなる技術の工業化やコスト削減などから低価格・高品質な商品づくりを進め、受注増とともに利益を確保できる体制を目指す」と述べた。

 通期では連結売上高535億円、営業利益3億5,000万円、経常利益3億円、当期純利益2億円を見込んでいる。
 中期計画として、2014年度は売上高630億円、15年度は売上高780億円達成を目指す。

 セグメント別の業績などは10月11日のニュース参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆