不動産ニュース / その他

2013/10/25

平成25年土地活用モデル大賞、6プロジェクトを選定/都市みらい推進機構

受賞プロジェクトの代表が集合した
受賞プロジェクトの代表が集合した
土地月間記念講演会のようす
土地月間記念講演会のようす

 (一財)都市みらい推進機構は24日、平成25年土地活用モデル大賞を決定。表彰式をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催した。

 土地活用モデル大賞は、都市再生や地域再生、中心市街地活性化を含めた地域活性化をを推進するために、土地の有効活用や適切な維持管理をしている模範的事例を募集し表彰しているもの。平成25年度は13プロジェクトの応募があり、6プロジェクトが受賞した。

 国土交通大臣賞には「オガールプロジェクト(紫波中央駅前都市整備事業)」が選定された。自治体出資法人オガール紫波(株)を設立し、民間投資の誘導やテナント誘致、資金調達などを成功させた事例で、公民連携事業(PPP)の一つの先進的なケースであることが評価された。

 都市みらい推進機構理事長賞は、UR賃貸住宅の大規模改修プロジェクト「たまむすびテラス(りえんと多摩平・AURA243多摩平の森・唯マール多摩平の森)」(東京都日野市)が受賞。その他、「高松丸亀町商店街G街区第一種市街地再開発事業」、「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業」、「リノベーションによる小倉魚町の都市再生プロジェクト」、「岩手県釜石市平田総合公園における仮設まちづくりの実践」等が選定された。

 主催者挨拶において、同機構理事長の田畑昌行氏は、「土地活用モデル大賞が創設されて10年。今年も関係者一体となって取り組んだ事例が多数寄せられた。いずれもこれからのまちづくりの参考となる内容であり、機構としても活用していきたい」と話した。
 
 あわせて、同機構、(一財)土地総合研究所、(一財)土地情報センター、(一財)不動産適正取引推進機構、(公財)不動産流通近代化センターの共催による「平成25年度土地月間記念講演会」を開催。
 国土交通省土地・建設産業局参事官の平岩裕規氏が土地行政の最近の動きについて報告したほか、今回土地活用モデル大賞を受賞したプロジェクトの概要などを発表した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。