国土交通省は25日、10月の「主要建設資材需給・価格動向調査結果」を発表した。生コン、鋼材、木材など7資材13品目について、価格、需給、在庫等の変動状況を毎月調査しているもの。
需給動向は、すべての資材が“均衡”となった。「価格動向」は、異形棒鋼、H形鋼は“やや上昇”、そのほかの資材は“横ばい”に。「在庫状況」はすべての資材が“普通”となった。
被災3県(岩手県、宮城県、福島県)における需給動向は、骨材(砂、砂利、砕石、再生砕石)は“やや逼迫で”でそのほかの資材は“均衡”。「価格動向」は、生コンクリート、骨材(砂利、砕石、再生砕石)、アスファルト合材(新材、再生材)、異形棒鋼、H形鋼が“やや上昇”したが、その他の資材は“横ばい”。「在庫状況」は骨材(砂、砂利、砕石、再生砕石)、H形鋼、木材(製材)は、“やや品不足”で異形棒鋼、木材(型枠用合板)は“普通”となった。