(株)タカラレーベンは28日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は179億1,600万円(前年同期比48.2%減)、営業利益5億4,200万円(同82.4%減)、経常利益1億5,900万円(同94.4%減)、当期純利益は2億5,700万円(同87.5%減)。
主力の不動産販売事業は、新築分譲マンション事業、戸建分譲事業、リニューアル事業等により、売上高151億7,200万円(同52.3%減)となった。粗利益率については価格改定効果等により22.9%(前年度:21.3%)と大幅に改善。不動産賃貸事業は売上高8億3,300万円(前年同期比17.8%増)、不動産管理事業は売上高13億5,300万円(同7.0%増)を計上。また、その他事業については、大規模修繕工事の受注およびメガソーラー事業による売電収入等により、売上高5億5,700万円(同30.4%減)となった。
通期については業績予想を上方修正。連結売上高722億5,000万円(前回発表比0.8%増)、営業利益95億円(同2.2%増)、経常利益87億1,500万円(同2.3%増)、当期純利益53億8,000万円(同7.0%増)を見込む。
修正の理由については、新築分譲マンション事業において、当期引渡予定物件の契約進捗が好調に推移し、販売価格上昇による粗利益率が当初想定より上昇する見込みとなったとしている。