森ビル(株)は、同社グループが運営する中国・上海市の超高層ビル「上海環球金融中心」が25日に開業5周年を迎えたと発表した。
上海環球金融中心は最新鋭のオフィスを中心に、世界一の高さ474mの展望台やラグジュアリーホテル、商業施設などを持つ複合ビル。2008年に竣工して以来、ビジネス・文化・観光の拠点として機能している。現在、オフィス稼働率99%、展望台はこれまでに延べ800万人を集めた。
森ビルは六本木ヒルズなどで培ったタウンマネジメントのノウハウを生かし、イベントなどの仕掛けを展開している。サービスのクオリティについても、全施設の全管理スタッフに対してトレーニングを実施しているほか、上海ではまだ珍しい防災訓練も毎年行なっている。