野村不動産ホールディングス(株)は29日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)は連結売上高2,519億4,400万円(前年同期比13.2%増)、営業利益364億5,700万円(同17.9%増)、経常利益311億2,100万円(同23.2%増)、当期純利益173億5,300万円(同32.2%増)。第2四半期時点では売上高、営業利益が過去最高となった。
住宅事業セグメントでは、マンション、戸建てを合わせた引渡戸数は2,740戸(同29.6%増)となり、第2四半期末の契約済未計上残高も7,053戸(同29.4%増)と積み上がっている。通期の売上計上予定6,200戸に対して、第2四半期末時点で95.8%が契約済み。
賃貸事業については、第2四半期末時点の空室率は3.0%(前期末比0.8ポイント上昇)で、高稼働を実現した。
通期の業績予想については、住宅事業の好調を反映して4月26日に公表した数値を上方修正。修正後は連結売上高5,200億円(前回発表比0.4%増)、営業利益650億円(同8.3%増)、経常利益540億円(同12.5%増)、当期純利益220億円(同4.8%増)を見込む。