不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/11/1

増税前の駆け込み需要などで、売上高は過去最高/旭化成ホームズ14年3月期第2四半期決算

 旭化成ホームズ(株)は10月31日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,384億円(前年同期比11.9%増)、営業利益265億円(同40.9%増)と、第2四半期としては過去最高となった。

 主力の建築請負事業では、組織体制の再編や支店体制の変更などを実施。5月に都市型3階建て住宅「へーベル フレックス」シリーズに上質なスペックを装備した「フレックス レジデンス」を追加。8月にも都心での二世帯住宅を提案した「へーベルハウス 都市の実家」を発売。賃貸住宅では、史上最低水準が継続するローン金利や、相続税対策といった市場環境の追い風を受け販売件数が大幅増。事業全体の売上高は1,766億円(同11.9%増)、受注高も2,519億円(同21.4%増)と、2年連続で史上最高額を達成した。
 
 不動産部門は、賃貸管理事業での管理戸数増加が牽引。売上高321億円(同11.5%)、営業利益16億円(同40.0%増)に。大規模マンション建て替えプロジェクトなどの販売が好調に推移していることから、通年でも大幅増収を見込んでいる。

 リフォーム事業では、防水・外壁塗装工事と改装・設備系工事が好調に推移。受注額が329億円(同35.2%増)と過去最高を記録したことなどから、売上高245億円(同13.5%増)、営業利益30億円(同16.5%増)と、ともに過去最高となった。

 通期については、連結売上高5,320億円、営業利益600億円を見込む。

 同日開催した説明会で同社代表取締役社長の平居正仁氏は、「後半は反動減も考えられるが、さまざまな緩和策の効果で限定的になると予想している。魅力ある商品を開発することで、市場の活性化に寄与していきたい」など抱負を語った。

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