日本土地建物(株)は10月31日、「日土地虎ノ門ビル」を竣工したと発表した。
同物件は、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩3分に立地する、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階塔屋2階建てのオフィスビル。敷地面積は約1,500平方メートル、延床面積は約1万1,000平方メートル。外観は、白を基調とした総連窓の端正なデザイン。外構には、建物の周囲を囲むピロティに沿って植栽を施し、まち並みに緑と潤いを提供する。
同社の環境フラッグシップに位置付けており、「エアフローウィンドウ」「全館LED照明」「太陽光パネル」「雨水貯留槽」等の環境配慮設備を設置。さらに、各テナントの「エネルギー消費量の見える化システム」を導入するなど、約20項目の環境配慮策を導入している。
これらの取り組みで、アメリカの建築物環境評価「LEED Core&Shell」の“Gold”事前認証を取得。CASBEEの最高評価である“Sランク”、「DBJ Green Building認証」最高ランクの“platinum2012”を取得した。さらに、PAL削減率25%以上、ERR低減率35%以上を達成し、東京都の建築物環境計画制度においても最高ランクの「段階3」を取得している。