すてきナイスグループ(株)は1日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,246億2,300万円(前年同期比17.2%増)、営業損失4億1,700万円(前年同期:営業損失4億7,300万円)、経常損失9億4,700万円(同:経常損失10億500万円)、当期純損失14億7,300万円(同:当期純損失16億7,200万円)となった。
建築資材事業では、「地域型住宅ブランド化事業」や「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」などの事業提案や、住宅資材の総合展示会「住まいの耐震博覧会」で、省エネ・創エネ・蓄エネなどの紹介提案を行なった結果、売上高889億4,500万円(前年同期比12.5%増)、営業利益16億7,100万円(同87.8%増)の増収増益となった。
住宅事業は、マンション部門で、同社グループの販売力の優位性を発揮できる横浜市、川崎市、仙台市などに販売地域を集中、また、地震に対して安全・安心な「免震構造」や耐震強度が1.25倍の「強耐震構造」による商品の供給に努め、売上戸数570戸(同71.2%増)、売上高201億5,600万円(同60.9%増)を計上。
一戸建て住宅部門では、長期優良住宅の認定基準を上回りながらリーズナブルな価格を実現した「パワーホーム」の供給と、「パワーホーム」のノウハウを活かした復興応援型住宅「フェニーチェホーム」の普及・販売活動を推進。売上戸数127戸(同3.3%増)、売上高69億3,700万円(同1.5%増)となった。事業全体の売上高は313億9,400万円(同30.4%増)、営業損失7億9,700万円(前年同期:営業損失3億8,800万円)となった。
通期では、連結売上高2,550億円、営業利益28億円、経常利益18億円、当期純利益10億円を見込む。