(株)リクルート住まいカンパニーは6日、「『住まいの買いどき感』調査(2013年9月度)」結果を公表した。一般消費者が「今が住宅の『買いどき』」だと感じているかどうかの実態を把握する目的に、3ヵ月に一度実施しているもの。調査期間は9月25~27日、有効回答数は5万2,285。
“今は住宅の購入、建築・リフォームするタイミングだと感じている”人は20.8%(前年同期比0.8ポイント上昇)と上昇したが、13年3月をピークに微減トレンドであることが分かった。対象を具体的に検討している人に絞ると、今が“買いどき”だと感じている人は48.0%だった。
内容別に買いどき感を見ると、「現在の持ち家住宅の大規模リフォーム」(59.9%)が最も高く、次いで「リフォームしていない中古マンションの購入」(47.6%)、「新築分譲マンションの購入」(47.0%)となった。
“買いどきだと感じる理由”は「今後、消費税率の引き上げがあるから」(50.4%)を筆頭に、「住宅価格が上昇しそうだから」(23.4%)、「物価が上昇しそうだから」(21.9%)など。“買いどきと感じない理由”では、「期待感だけで実態がよくなっているわけではないから」(22.3%)、「先行きの不透明感がまだ強いから」(21.7%)といった回答が挙がった。