イヌイ倉庫(株)は6日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)は連結営業収益36億9,700万円(前年同期比2.6%減)、営業利益3億2400万円(同22.1%減)、経常利益2億8,900万円(同変化なし)、当期純利益1億9,000万円(前年同期:当期純損失2億6,500万円)。
物流事業では、神戸みなと倉庫の安定稼働が収益に寄与したものの、前年同期の拠点閉鎖などの影響でセグメント営業収益は16億1,800万円(前年同期比5.8%減)。セグメント営業利益は3,300万円(同69.3%減)にとどまり、これは業務効率化によるコスト削減効果があった一方、持分法適用関連会社への投資損失を計上したことによるもの。
不動産事業では賃貸マンションの空室率が改善し、セグメント営業収益は20億600万円(同2.4%増)と増収した。営業利益は所有地再開発竣工などによる費用増加が影響してセグメント営業利益は6億6,900万円(同6.4%減)となった。
なお通期業績については連結営業収益72億2,400万円、営業利益2億600万円、経常利益1億1,300万円、当期純利益8,200万円を見込む。