不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/11/8

ストック事業を成長エンジンに16年3月期売上高880億円目指す/コスモスイニシア

 (株)コスモスイニシアは7日、今期を初年度とする2016年3月期までの中期経営計画を策定した。

 大和ハウス工業との資本業務提携により、成長戦略実行への体制が整ったと判断、初年度である今期を「未来創造元年」と位置付けて各事業の強化・新事業創出を目指す。最終年度の連結売上高880億円(13年3月期比2.5%増)、営業利益40億円(同53.8%増)と、事業再生計画の最終年度だった13年3月期を上回る目標を立てた。

 主力の不動産販売事業では、年間セグメント売上高400億~500億円、供給戸数1,000~1,500戸を目安に展開。首都圏を中心に近畿圏でも事業を再開し、再開発や建替事業にも再参入する。最終年度の売上高556億円(同9.0%減)、営業利益36億円(同5.2%減)を見込む。

 また、不動産賃貸事業と不動産流通事業のストック事業を成長エンジンと位置付け、賃貸事業では、管理戸数1万戸に向けM&Aも視野にした管理替えの獲得、既存オーナーとの取引深耕など積極的な管理戸数拡大を図る。最終年度の売上高154億円(同15.8%増)、営業利益7億円(同133.3%増)を見込む。

 流通事業では、大和ライフネクスト(株)との連携を強化して自社分譲マンションの仲介シェア拡大するほか、オーナーや投資家との直接取引機会の拡大を図る。最終年度の売上高50億円(同354.5%増)、営業利益10億円(同900.0%増)を見込む。

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