大和ハウス工業(株)は8日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)は連結売上高1兆2,426億3,100万円(前年同期比29.2%増)、営業利益700億2,700万円(同10.4%増)、経常利益700億5,100万円(同8.0%増)、当期純利益400億5,200万円(同11.5%増)。
セグメント別では、戸建事業1,904億円(同9.2%増)、集合住宅事業3,244億円(同13.7%増)と、主力2事業がいずれも好調。建築請負受注は、注文戸建の受注戸数4,305戸(同17.0%増)、受注高1,374億円(同21.8%増)。集合住宅は受注戸数1万9,625戸(同19.3%増)、受注高2,186億円(同24.4%増)となった。
なお通期では、連結売上高2兆5,500億円、営業利益1,500億円、経常利益1,430億円、当期純利益880億円を見込む。
また同日、今期を初年度として16年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定。コア事業のバリューチェーン構築、事業多角化の拡大を中心とした成長戦略に加え、住宅系事業の調達・物流などの見直しによるコストダウンをはじめ経営基盤の強化も目指す。最終年度の連結売上高2兆8,000億円(13年3月期比39.4%増)、営業利益1,700億円(同32.8%増)、純利益1,000億円(同51.1%増)を計画。
賃貸住宅事業と事業施設事業が成長の軸。賃貸住宅は首都圏の営業強化や入居者向けサービスなどにより、最終年度のセグメント売上高8,000億円(13年3月期比35.0%増)を目指す。