国土交通省は11日、平成25年度「先導的都市環境形成促進モデル事業(みどり分野)」および「先進緑化技術開発助成事業」について、第3回目の募集実施を発表した。
同事業は、CO2総排出量の約2分の1が主として都市活動に起因するなど、都市政策として環境対策に取り組むことが急務となっている現状を踏まえ、公共施設や市街地の大半を占める民有地における緑化を効果的・効率的に推進することを目的に実施するもの。
「先導的都市環境形成促進モデル事業(みどり分野)」では、屋上・人工地盤緑化、鉄軌道施設緑化、土木構造物の緑化等、都市の環境を改善する、公共・公益的施設や公開性を有する施設の緑化に対し、その費用の一部を補助する。
「先進緑化技術開発助成事業」では、民間事業者等が行なう先進的な緑化関連の技術開発のうち、緑化が困難な空間の緑化、維持管理の低コスト化および都市環境の改善に高い効果を発揮するものに対して、その費用の一部を補助する。
応募期間は、両事業とも11月11~22日まで。応募詳細は、ホームページ参照。