ダイビル(株)は12日、大阪市北区堂島浜で建て替えを進めている「新・新ダイビル(仮称)」の正式名称を「新ダイビル(英文名 Shin-Daibiru Building)」に決定したと発表した。
新ビルの名称は、旧ビルに寄せられた信頼と愛着を次代に引き継ぐために、再び「新ダイビル」とすることに決定。
建て替え後の延床面積は約7万6,000平方メートル(約2万3,000坪)、地上31階地下2階建て、高さ148m。
石貼りの大庇を特徴的な外観とし、5~31階のオフィスゾーンでは、無柱・整形の空間を実現。なお、1・2階は商業施設、4階は貸し会議室やカフェテリアを設置する計画。
自然換気システム・Low-e複層ガラスの導入など、環境配慮も積極的に実施。「CASBEE大阪みらい」(大阪市建築物環境評価制度)でSランクを取得する予定。
さらにBCP対応の面でも、地震の揺れを低減する制振ブレースやオイルダンパーの使用などにより強固な耐震性能を確保。また、非常用発電機、緊急排水槽設置など、災害発生時にも配慮した計画とした。
竣工は、2015年3月の予定。