積水ハウス(株)は18日、居住者の健康管理や見守り機能を備えたウェアラブルセンサーと、対話型HEMSを連動したスマートヘルスケアサポートの開発に着手。2014年度内の運用に向け、実証実験をスタートする。
開発に着手したスマートヘルスケアサポートは、スマートハウスのマネジメント機能を居住者の健康管理などにまで発展させたもの。米・バイタルコネクト社のセンサーで居住者の健康情報や活動状況をリアルタイムで測定。測定したデータは、今年10月に運用開始した対話型HEMSに記録、健康アドバイスや食事管理・空調調節・体調異常の発見といった健康サポートサービスにつなげる。
今後、睡眠時の状態把握や意識不明状態の通知機能などから適切なアドバイスや救助につなげる研究を行なっていく。将来的には、住環境や食生活からのサポート、医療介護の分野にまで踏み込んだ機能を搭載する方針。