不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、「親子の同居に対する本音調査」結果を発表した。首都圏(1都3県)在住、結婚して親と別居している30~40歳代の長男・長女(第一子)と、子供と別居している60~70歳代の父親・母親、各150名、計300名にインターネット調査したもの。
「親子での同居について考えたことがある」では、子が37.3%、親が33.7%で、最も割合が多かったのは長男(第一子)の45.3%、最も少なかったのは長女(第一子)の29.3%となった。いつかは「同居したい」との回答は、子が21.7%、親が23.7%に。最多割合となったのは父親28.0%、最少は母親19.3%で、どちらも男女で違いがみられた。
親子で同居したくないという人に、「近居(近くに住む)」について聞いたところ、子は44.0%、親は62.1%が「近居ならしたい」と答えた。特に父親では7割以上にのぼった。
また、親子ともに約半数が「親子は同居しない方が仲良くいられる」との回答に。最も多いのは母親で61.3%、次いで長女(第一子)が54.7%と、男性に比べ10ポイント以上高くなった。
実際に親子の仲の良さを点数で集計したところ、子の平均は75.65点、親の平均は80.79点で、どちらも女性の方が高い結果となった。