東京都は、1月10日に東京都庁で「平成25年度震災復興シンポジウム」を開催する。
今回のテーマは「地域と協働した事前復興への取組―切迫する巨大地震への備え―」。阪神・淡路大震災で復旧・復興支援に深く関わった兵庫県立大学特任教授・防災教育センター長の室崎益輝氏による基調講演「首都東京の巨大災害からの復興を考える」のほか、都の報告として現在取り組んでいる「防災隣組事業」「木密地域不燃化への取り組み」について解説する。
また、明治大学教授の中林一樹氏をコーディネーターに迎え、「木密地域不燃化10年プロジェクト」を踏まえた、木造住宅密集地域に焦点を当てた復興まちづくりに関するパネルディスカッションを行なう。パネリストは、室崎益輝氏、(社)日本技術士会建設部参与で災害復興まちづくり支援機構代表委員の山口豊氏、品川区都市環境事業部惨事の藤田修一氏、ほか。
時間は14時~17時半(13時半開場)、会場は東京都庁第一本庁舎5階大会議場。定員は400名。参加費は無料。参加希望者は、Email(S0000392@section.metro.tokyo.jp)かFAX(03-5388-1355)にて1月8日までに申し込み。詳細は、HPか、都市整備局市街地整備部企画課TEL(03-5320-5124)まで。