(一財)土地総合研究所は4日、175回定期講演会を日本消防会館ニッショーホール(東京都港区)で開催した。
同会では、グローバル・アクセス・アドバイザリー・パートナーズLLC コンサルタントの高橋秀行氏が、「米国の不動産市場と投資の留意点について」をテーマに講演。売買では基本的に売り主が手数料を負担するといった商慣習や、日本ではまだ普及していないエスクローサービスや権限(タイトル)保険などの説明も交え、アメリカの不動産取引の流れを解説。不動産市場の動向やオバマ政権で実施された住宅政策や税制、その効果などについても触れた。