不動産ニュース / 団体・グループ

2013/12/10

「不動産鑑定士制度推進議員連盟」が設立。鑑定評価に関する法改正目指す

 日本不動産鑑定士政治連盟(会長:神戸冨吉氏)は10日、「不動産鑑定士制度推進議員連盟」の設立総会を開催した。

 同連盟は、不動産鑑定評価制度の一層の拡充を図るため、不動産鑑定評価に関連する法律の改正を目指すのが目的。会長には、世話人を務めた衆議院議員・保岡興治氏が就任。会長代行に衆議院議員・金子一義氏、幹事長に衆議院議員・山本幸三氏が就いた。

 総会で挨拶した保岡氏は「社会・経済が大きな変革期にある今、不動産鑑定評価制度をわが国の成長戦略を支える制度インフラとしてさらに発展させ、必要な法整備や法改正などを行ない、不動産鑑定士の役割と使命および制度の推進を図っていく」と語った。

 また、日本不動産鑑定士政治連盟および(公財)日本不動産鑑定士協会連合会は、不動産鑑定業界の課題として、(1)鑑定評価制度の持続的発展、(2)地下公示制度の充実・発展、(3)契約方式の変化への対応、(4)不動産取引価格情報提供制度の運用、(5)既存住宅の流通促進、(6)グローバル化への対応、(7)農地評価業務の推進を挙げた。

 同連盟会長の神戸氏は「念願だった議連が立ちあがり大変心強い。議連のご指導のもと、国民経済や不動産市場の発展のため、鑑定制度の充実化、地価公示制度のインフラ機能確保などを進めていきたい」と抱負を述べた。

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