ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は10日、新設した物流コンサルティング部署についての説明会を開催した。
同社は、国内外の企業・投資家から日本のサプライチェーンや物流不動産に関するアドバイザリー需要の高まりに対応すべく、サプライチェーン・マネジメント専門のコンサルティング会社であるオペックスコンサルティング(株)を買収。同社で代表を務めていた鈴木博之氏を部長とする「サプライチェーン&ロジスティクスコンサルティング事業部」を組成した。
同事業部では、サプライチェーンを起点とした経営戦略の策定から物流センターの拠点配置・統廃合計画の策定、コストの現状分析やコスト削減計画、配送網の構築までをサポートしていく。
同社代表取締役の河西利信氏は、「ロジスティクスは投資対象としての需要が高まっている。サプライチェーンの構築には、他分野にまたがる不動産ニーズがあるが、同事業部では戦略立案から実行までの包括的なサービスを提供していく」と話した。