サーラ住宅(株)は10日、2013年10月期決算を発表した。
当期(2012年11月1日~13年10月31日)は連結売上高324億9,400万円(前期比1.6%増)、営業利益12億100万円(同1.6%減)、経常利益12億7,600万円(同2.8%増)、当期純利益7億4,700万円(同18.2%増)。
主力の住宅事業では、スマート分譲など環境配慮型の分譲住宅を展開。住宅購入マインドの向上などを背景に業績は堅調に推移した。セグメント売上高は184億2,400万円(同1.1%増)、セグメント利益は9億2,100万円(同8.7%減)。
14年10月期の業績予想については連結売上高331億円、営業利益10億7,000万円、経常利益10億9,000万円、当期純利益6億円を見込む。
また同社は、14年10月期を初年度とする中期経営計画を策定した。最終年度である16年10月期の連結売上高339億円(13年10月期比4.3%増)、営業利益13億2,000万円(同9.9%増)、経常利益13億6,000万円(同6.6%増)、当期純利益8億1,000万円(同8.4%増)を目指す。
住宅事業では、同社施工物件の特徴である外断熱・二重通気工法の技術開発を促進するとともに、宿泊体験型のモデルハウスを積極活用する。分譲住宅の供給については静岡・浜松などエリアを絞り込んで供給量の増加を図る。