不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/12/17

戸建事業が好調で、営利2ケタ増/ファースト住建13年10月期決算

 ファースト住建(株)はこのほど、2013年10月期決算を発表した。

 当期(12年11月1日~13年10月31日)の連結売上高は486億4,200万円(前年同期比9.0%増)、営業利益51億2,100万円(同12.0%増)、経常利益50億1,000万円(同12.5%増)、当期純利益30億5,000万円(同16.0%増)となった。

 主力の戸建事業は、積極的に分譲用地仕入れを継続する一方、前年に進出した千葉県および福岡県での営業活動も本格化。戸建分譲住宅の販売棟数増加に努め、販売棟数は1,830棟(同3.6%増)、売上高は455億200万円(同4.0%増)となった。
 請負工事は、規格型注文住宅の受注拡大への取り組みや消費増税に備えた住宅需要の活発化により、販売棟数は74棟(同111.4%増)、売上高は8億2,700万円(同114.6%増)。同セグメント全体の売上高は464億9,600万円(同5.0%増)、営業利益は55億3,600万円(同4.4%増)となった。

 また、その他の事業では、新築分譲マンションの販売促進に取り組み、当事業年度に竣工した「エフ・ステージ尼崎ファインビュー」(全69戸)を完売するなどした結果、セグメント全体の売上高は21億4,000万円(同499.9%増)、セグメント利益3億8,100万円(前年同期:セグメント損失3,500万円)となった。

 次期については、売上高490億円、営業利益47億8,000万円、経常利益46億5,000万円、当期純利益28億5,000万円を見込んでいる。

 また同社は、上場10周年を記念した配当を実施、。1株当たり3円を配当し、期末配当は22円となる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。