不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/12/24

不動産投資の狙いは「安定的なインカムゲインの確保」/三井住友トラスト基礎研調査

 (株)三井住友トラスト基礎研究所は24日、「不動産投資に関する投資家アンケート」の結果を公表した。年金基金545件や銀行など機関投資家168件の合計713件にアンケートを送付。回答は84件(年金基金61、機関投資家23)、回答率は11.8%だった。

 現在不動産投資を実施しているという投資家に対し、理由を聞いたところ「安定的なインカムゲインの確保」が25件で最多。安定的なパフォーマンスへの期待が読み取れる。

 不動産投資運用資産の内訳は、「国内不動産私募ファンド(クローズドエンド型)」が17件でトップ。続いて「JREIT」16件、「国内不動産私募ファンド(オープンエンド型)」9件となった。

 望まれる投資対象の物件種別については、オフィス17件、賃貸住宅16件、物流施設15件、商業施設13件。引き続きこれらへの投資意欲の高さは維持しているものの、ホテル(5件)や高齢者施設(5件)といった物件への投資を望む投資家も一定数存在することも分かった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆