不動産ニュース / 仲介・管理

2014/1/15

オリックス不動産、サービスオフィス事業に注力

「クロスオフィス内幸町」外観
「クロスオフィス内幸町」外観

 オリックス不動産(株)は、「クロスオフィス」ブランドで展開するサービスオフィス事業にさらに注力する。新規施設の開業に加え、入居費用を大幅に圧縮するサービスの導入で稼働率を上げ、既存オフィスビル事業の活性化も狙う。

 同社のサービスオフィス事業は、Aクラスビル並みのスペックを持つオフィスを、最低面積6坪程度から、個人事業者や小規模法人に貸し出すもの。コンシェルジュの配置、会議室等の貸し出し、イベント開催などのサービス機能を充実させているのが特徴。2009年10月、「クロスオフィス渋谷」(東京都渋谷区)で運営実績を積み、13年から本格展開。4月に「クロスオフィス内幸町」(東京都港区)、6月に「クロスオフィス渋谷メディオ」(東京都渋谷区)を相次ぎ開業。14年5月には「クロスオフィス三田」(東京都港区)を開業する。

 稼働率も、「クロスオフィス渋谷」がほぼ満室、「クロスオフィス渋谷メディオ」も約8割と高く、部屋数が約120室と多い「クロスオフィス内幸町」も約6割に達している。さらに稼働率を高めるため、(株)日本商業不動産保証と提携し保証金の全額免除サービスを「クロスオフィス内幸町」へ導入。月間問い合わせ件数を、50件から100件程度にまで倍増させ、早期満床を目指している。

 同社は、小規模法人の社業拡大、BCPニーズの拡大などに対応すべく、サービスオフィス事業に注力。さらなる増床時に自社の一般オフィスへ紹介することで、一貫したテナントの獲得を図る。

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