サムティ(株)は14日、2013年11月期決算を発表した。
当期(12年12月1日~13年11月30日)の連結経営成績は、売上高273億7,400万円(前年同期比151.8%増)、営業利益27億8,500万円(同60.3%増)、経常利益20億9,100万円(前年同期:経常利益1億8,500万円)、当期純利益16億6,600万円(前年同期比46.9%増)。
主力の不動産事業では、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE北浜」(大阪市中央区)、「S-RESIDENCE難波WEST」(大阪市浪速区)を売却。その他収益マンションとして「パラッツォ」(東京都墨田区)、「第2洛西ハイツ」(京都市南区)などを売却した。また、投資用マンションとして「サムティ西長堀リバーフロント」(大阪市西区)、「サムティ東難波ECLAT」(兵庫県尼崎市)など、477戸を売却。その結果、売上高216億200万円(同262.8%増)、営業利益19億700万円(同151.3%増)を計上した。
不動産賃貸事業については、営業エリアの拡大ならびに収益不動産の仕入れの強化に注力。「サムティ新大阪WEST」(大阪市淀川区)、「心斎橋サムティビル」(大阪市中央区)などを取得し、売上高は51億4,000万円(同18.4%増)、営業利益は21億8,200万円(同2.2%増)となった。
なお次期については、売上高260億円、営業利益42億円、経常利益25億円、当期純利益18億5,000万円を見込む。