野村不動産レジデンシャル投資法人(NRF)は15日、2013年11月期決算を発表した。
当期(13年6月1日~11月30日)の営業収益は54億600万円(前期比2.8%増)、営業利益25億5,800万円(同5.1%増)、経常利益19億6,600万円(同4.7%増)、当期純利益19億6,500万円(同4.7%増)、1口当たり分配金は1万2,221円(前期:1万2,170円)となった。
当期は、公募増資に伴い7物件123億3,600万円を取得し、ポートフォリオの質の向上に努めた。また物件の入れ替えを推進し、当期は小規模で築年数の経過などにより物件競争力の低下や今後の維持管理コストの増加が予想される4物件14億7,700万円を譲渡。当期末時点の資産規模は155物件、1,619億1,700万円、稼働率は96.2%となった。
次期については、営業収益55億3,100万円、営業利益24億6,200万円、経常利益18億9,800万円、当期純利益18億9,700万円、1口当たり分配金は1万2,050円を見込んでいる。