阪急リート投資法人(HRI)は22日、2013年11月期決算を発表した。
当期(13年6月1日~11月30日)は、営業収益45億4,500万円(前期比43.8%減)、営業利益18億1,200万円(同23.6%増)、経常利益13億6,700万円(同35.4%増)、当期純利益13億6,600万円(同35.5%増)と減収増益。1口当たり分配金は1万2,985円(同1,179円増)。営業収益の大幅減は、不動産売却益の減少によるもの。
当期は、イオンモール堺北花田(敷地)および万代豊中豊南店(敷地)ほか、首都圏での初の都市型商業施設の組み入れとなる北青山3丁目ビルを取得するなどポートフォリオの向上を図った。当期末時点の保有物件は19件、総賃貸可能面積約47万7,000平方メートル。また、オペレーショナル・マネジメントの最適化に注力し、期末時点のポートフォリオ稼働率は98.6%となった。
次期は、営業収益44億4,500万円、営業利益17億800万円、経常利益12億9,500万円、当期純利益12億9,300万円、1口当たり分配金1万2,300円を見込んでいる。