不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/1/28

首都圏居住用賃貸、成約件数4ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年12月の首都圏居住用賃貸物件の市場動向をまとめた。

 同月の登録物件数は25万4,676件(前年同月比5.1%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は賃貸マンションが2,670円(同1.8%下落)、賃貸アパートが2,254円(同1.7%下落)。1戸当たりの登録賃料は賃貸マンション9万3,400円(同1.1%下落)、賃貸アパート6万600円(同0.3%下落)となった。

 成約件数は1万7,143件(同0.3%減)と、4ヵ月連続の減少。東京23区が8,000件(同3.4%増)、東京都下が1,499件(同0.3%増)と堅調だったのに対し、成約件数のおよそ4分の1をしめる神奈川県が4,551件(同13.1%減)と不調。埼玉県は1,622件(同22.4%増)、千葉県1,471件(同5.4%増)となった。埼玉県は、アパートが4割を超える増加となった。

 また、1平方メートル当たりの平均成約賃料は賃貸マンション2,609円(同1.1%下落)、賃貸アパート2,219円(同2.2%下落)と、いずれも小幅な下落。1戸当たりの平均成約賃料は賃貸マンション8万8,600円(同0.3%上昇)、賃貸アパート6万1,300円(同1.0%下落)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。