不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/1/31

不動産事業堅調に推移し、増収増益/ヒューリック13年12月期決算

 ヒューリック(株)は31日、2013年12月期決算を発表した。

 当期(13年1月1日~12月31日)は、売上高1,084億4,400万円(前年同月比14.9%増)、営業利益291億1,400万円(同28.9%増)、経常利益259億8,300万円(同29.7%増)、当期純利益159億7,000万円(同39.0%増)となった。

 主力の不動産事業では、物件の竣工および取得、合併により継承した物件による賃料収入の増加、販売不動産の売却などにより、営業収益960億6,600万円(同13.5%増)、営業利益314億4,800万円(同25.2%増)を計上した。

 通期は、売上高2,000億円、営業利益340億円、経常利益300億円、当期純利益180億円を見込む。

 また、同日付け「新中期3ヵ年経営計画」(14~16年)、「新長期経営計画」(14~23年)を発表。
 「新中期3ヵ年経営計画」では、賃貸中心のユニークなビジネスモデルを守りつつ、これにマネジメント事業や開発事業といった新しい事業領域を加え、高い成長の持続を展開していくとした。16年に営業利益420億~450億円、経常利益380億~400億円、当期純利益230億~250億円の達成を目指す。
 「新長期経営計画」では、賃貸事業での安定的収益を確保しつつ、開発事業・マネジメント事業・CRE事業の展開など、賃貸事業に近い領域で収益分野を拡げ、利益成長と収益の安定性の両面を具備した事業構造を推進。さらに高齢者向け事業・観光ビジネス・環境ビジネス(3Kビジネス)を中心に、時代のニーズに即した成長分野で事業領域を開拓・拡大していく。23年の経常利益850億円を目指す。

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