エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は5日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~12月31日)の連結営業収益は1,302億8,800万円(前年同期比19.9%増)、営業利益259億3,500万円(同8.7%増)、経常利益215億2,100万円(同9.1%増)、当期純利益177億3,700万円(同51.6%増)の増収増益。
主力の不動産賃貸事業は、「アーバンネット神田ビル」(東京都千代田区)など前年度竣工物件の賃貸収入による収益確保で、既存物件の賃料収入減を補った。営業収益は752億7,500万円(同4.1%増)、営業利益は233億7,500万円(同5.4%減)にとどまった。オフィスビルの期末平均空室率は、東京都心5区では7.4%、全国ベースでは7.8%。
分譲事業は、引き渡し戸数が完成在庫含め651戸(前年同期:413戸)と増加し、営業収益は455億4,200万円(前年同期比76.5%増)、営業利益は57億9,700万円(同152.2%増)と倍増した。
なお通期については、連結営業収益1,790億円、営業利益275億円、経常利益221億円、当期純利益115億円を見込んでいる。