住友不動産（株）は6日、免震オフィスビル「住友不動産元赤坂ビル」（東京都港区）を竣工したと発表した。
同ビルは東京メトロ「赤坂見附」駅、「永田町」駅徒歩4分。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上9階地下1階塔屋1階建て。敷地面積約1,052平方メートル、延床面積約5,966平方メートル、貸室面積は約4,163平方メートル。
杭を打たず建物を「面」で支える安定した直接基礎構造に加え、免震構造を導入した。また、本線からの送電が停止しても予備電源からも受電が可能な「2回線受電方式」を採用。停電時にも、共用部・専有部（一部）への約48時間の電力供給が可能な「非常用発電機」を実装した無停電対応ビルとなる。
外観はスタイリッシュなデザインとし、車寄せも設置。また、地震などの災害時に備え、防災用井戸を設置したほか、簡易式マンホールトイレも用意している。
