積水ハウス(株)は、木造住宅シャーウッドの陶版外壁「ベルバーン」の新デザイン「スティックボーダー」を開発した。
「ベルバーン」は、 陶器づくりにも使用される青粘土を焼いた「シャモット」、天然の岩石である「ロウ石」など、自然素材を主原料にして作られている高級外壁材。2001年から木造住宅シャーウッドの高級商品向け外壁材として採用し、12年2月より静岡工場(静岡県掛川市)で、13年9月より東北工場(宮城県加美郡)での専用製造ラインで生産。延べ230万平方メートルを超える出荷実績がある。
東北工場の製造ライン完成により、従来比1.6倍となる月間8万平方メートル(住宅約510棟分相当)までの生産が可能となり、量産・新柄を開発する体制が整ったことから、新デザインを導入するもの。
「スティックボーダー」は、上質な和テイストをイメージし、焼きものならではの独特な肌触りや、凹凸の彫りが深い陰影のあるデザイン。建物の風格を増し、まち並みにも調和することを意識した。